僕は富良野で生まれたから、倉本聰の作品にはいつも関心がある。
去年放映された「風のガーデン」も、全週欠かさずに視た。DVD-BOXを買ってしまおうかとも考えていたりする。
書店でシナリオ本を探していたのだが、近くにあったこっちの本を買うことにした。「風のガーデン」のメイキング本だ。
家族や親戚が大きな病気で手術をしたりして、僕も「病気で死ぬということ」を考えるようになった。歳をとればいずれどこか調子が悪くなって、それが原因で死ぬことになるかもしれない。その時自分はどうしたいだろう?
今は大半の人が病院で死ぬ。それが当たり前のように考えているのは、自分が死ぬ側にいないからなのだと気づいた。
だから「風のガーデン」をみながらだいぶ泣いた。
でも、このドラマでは死んで行く人がとても幸せに描かれている。倉本聰はこうやって送ってくれと言っているのかもしれない。
両親の時はどうするだろう?自分の時、子供たちはどう考えるだろう?
いろんなことを考えた。
人が最期に還るところ―倉本聰が伝えたかった想い メイキング・オブ・フジテレビ系ドラマ「風のガーデン」
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[いいですね] 少し前、私が余命宣告される夢を見ていろんなことを考えました。
その後、自分が死ぬまでに何をしなくちゃいけないか(不思議と「何をしたいか」は考えなかった…)を考えたら、「身辺整理」でした。
私がいなくなった後、私の物を整理する家族の事を思ったら、ああもう絶対、本とかCDとか洋服とか、身の回りのものは自分で処分しておかなくちゃ、と。
投稿情報: Laka | 2009/02/15 12:04
身辺整理ってのはありますね。僕はネット上のアカウントをどうしようかなあなんて考えました(^^;
去年、たった3週間ですが入院してみて、病院にずっといるのは辛いなあと思ったんです。すると、実は早くからやっておかなきゃいけないことがあるような気がしてきました。夢とか希望とかではなくて、もっと現実的なことで。
ま、それでもまだ遠い先のことだという気持ちは相変わらずですね(^^)。
投稿情報: んちば | 2009/02/15 19:27