VOXが残念ながら終了ということで、とりあえず記事は以下の場所に退避しました。
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今日は「スコーレNo.4」という小説を読んだ。主人公が少女から女性に成長していく物語で、どちらかというと女性向きの小説だと思うのだが、わりと僕の好みの話だった。
女性が主人公のこういう成長物語みたいなのを読むと、いつも思い出すマンガがあるのだが、これがいつもどうしてもタイトルが思い出せない。かろうじて小椋冬美の絵だったような気がするということを思い出してググッてみたら、見つかるものですねえ。
たぶん「うさぎ頃のマリア」という1984年の作品。別れた男の子供を妊娠している主人公が、なんとなく電車から降りた町の食堂に入って。。。という話。りぼんオリジナルに載っていたらしいから、ちょうどレディコミに分化し始める直前くらいの作品なんだな。
小椋冬美はこの頃からわりと大人のムードの作品が多いかったんだなあ。なんて納得しつつ、もう一回読みたいんだけど古本探すしかない状況なのだな。。。
ちょっとココロにかけておいて古本屋さんを見に行ったときにでも探してみようと思う。
結構乙女じゃないか自分。と思うことしばしばあり(^^;
スコーレNo.4 (光文社文庫)
宮下 奈都
by G-Tools
7月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:6804ページ
あんじゅう―三島屋変調百物語事続
やっぱり宮部の江戸モノは絶品だ。心の底がほっこりと暖かくなる話が4つ。これでやめずに是非99話まで語ってほしいと思ってしまうよ。
読了日:07月31日 著者:宮部 みゆきユーロが世界経済を消滅させる日~ヨーロッパ発!第2次グローバル恐慌から資産を守る方法
ユーロの抱える問題をコンパクトにまとめた感じの本。ドルとユーロが一緒に不安定化するのはちょっと怖いな。円高メリットを懐疑的に見るニッポン人の姿勢はこれらの通貨の混乱から身を守る正しい姿なのかもしれない。
読了日:07月31日 著者:浜 矩子社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)
最近会社の中での妙な閉塞感が気になるようになってきた。利益を上げる事を第一の目的とする組織が当たり前ということにそろそろ疑問を持たなければいけないような気がしてこの本を読んでみた。10年ほど前の本で、社会の状況が変化したから多少内容に古さと、書いた時期の熱のようなモノは今では変質しているかもしれない。しかし社会起業家というのはこれからもどんどん増えてくるに違いないという感想を持った。だから次の読書テーマは社会起業にしてみることにしよう。
読了日:07月30日 著者:町田 洋次行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)
行動経済学のお勉強の第六弾。これだけ読むと代表的な実験例が何度も出てきて雰囲気はよくわかったけど、他に書く事がないのかなあとも思った。ま、それはそれで僕の頭にこの学問の断片が入ったという事なのだろう。この本では色んなヒューリスティックとの対比が面白かったな。
読了日:07月30日 著者:友野 典男20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
まさに「20歳のときに知っておきたかったこと」。僕にとってぎくりとする言葉もたくさんあったけど、自分がやらなければならないことも良くわかった。だから明日やるいつもと違うことを手帳にメモした。前に向かって一歩。その背中を押してくれる良い本だと思う。
読了日:07月26日 著者:ティナ・シーリグ行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書)
行動経済学のお勉強第五弾。これまで読んは本よりも学術的。というか、どちらかというと確率論的な議論の進め方の本。正統派な感じはするものの数式が出てくるとその理解に少し時間をかけなければならない。でもきちんと学ぶならこういう本からかなという気がする。
読了日:07月26日 著者:依田 高典家康くんの経済学入門―おカネと貯蓄の神秘をさぐる (ちくま新書)
行動経済学のお勉強からちょっと寄り道をして経済学入門編を読んでみる。この本はマネーを中心とした経済理論をわかりやすく説明したものだ。現在の経済の状況、政治の問題などに展開して考えるネタをもらった。学習を広げる糸口になった。読みやすくてよい本だと思う。
読了日:07月25日 著者:内田 勝晴経済学の天才に学ぶ! 経済心理のワナ50 (別冊宝島1628 スタディー)
行動経済学のお勉強の第四弾。理論を実際に起きている事象と対比してわかりやすく説明されていて面白かった。
読了日:07月24日 著者:門倉 貴史経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
行動経済学のお勉強第三弾。たぶんこの前に読んだ「行動経済学からみる脳のトラップ」よりこっちを先に読むべきだったんだろうけど、内容はほとんど同じで、しかも脳科学的記述はこっちのほうが多いように感じる。内容が似通っていることがわかったので速読でざっと読んでしまったのだが、どっちにしてもこの人の本はあまり読みやすくないな。なんでだろう?
読了日:07月24日 著者:マッテオ モッテルリーニ世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)
行動経済学のお勉強第二段。前回読んだ本はどちらかというと心理学的な記述が多く、こちらは論理学とか脳科学的な記述が多く多い。この本でもいろいろな実験について書かれているが、全体的にあまり読みやすくないというか、頭に入りにくい。読み物としての面白さも今ひとつ。同様の本をもう一冊準備してあるのだが、そっちを読むかどうかは少し考えなきゃなあ。。。
読了日:07月24日 著者:マッテオ・モッテルリーニ予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
行動経済学のお勉強の第一弾。人間の不合理な行動にはある程度の法則性がある。それを活かせば世の中に貢献できる学問になる。それが行動経済学ということか。すごいと思ったのは「実験」の量。文系学問にも「実験」があるということに初めて気づいたような気がする。学問に実験はつきものなのだなあ。
読了日:07月21日 著者:ダン アリエリー,Dan Arielyクジラの彼 (角川文庫)
この人のベタ甘恋愛モノ、悪いけど飽きてきちゃったなあ。何だか疲れてしまったので当分近づかないことにする。
読了日:07月19日 著者:有川 浩ニューズウィーク日本版ペーパーバックス 経済超入門
僕は基本的に技術畑で過ごしてきたので経済の問題は横目でみる程度だった。だけどこの本を読んでみたら俄然経済学に興味が湧いてきた。最近流行の行動経済学でも学んでみようかな。まあ、そのためにはもっと基礎の勉強が必要だけど。
読了日:07月18日 著者:ニューズウィーク日本版編集部イスラムからの発想 (講談社現代新書 629)
ずいぶん前に一度読んだものを再読。イスラムを理解するのは難しい。ということがわかったってところか。
読了日:07月15日 著者:大島 直政小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
読んだ。感想はここに書くのはちと書ききれないような気がするから、ブログにでもきっちり書くことにする。ひとまず、「大好きだ!」
読了日:07月13日 著者:宮部 みゆき俊寛
青空文庫から。僕はこの作品を俊寛だけが島に残されるところまでしか知らなかった。だから逞しい俊寛は知らなかったのだな。最後まで読んで満足した。
読了日:07月09日 著者:マーケティング戦略 (有斐閣アルマ)
再読を速読で。明日見直してどれくらい頭に入っているか確かめてみる。
読了日:07月08日 著者:和田 充夫,三浦 俊彦,恩蔵 直人もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)
美しい絵本のようで、たまに本棚から引っ張り出して読んでみる。モルト片手に読めば最高だな。
読了日:07月07日 著者:村上 春樹梅咲きぬ
細腕モノというのはちょっと違うな。「だいこん」も女手で店を盛り立てる話だけど、こっちは老舗の女将。小さい頃から品格を身につけていく主人公が魅力的だ。深川の魅力もたっぷりで、山本一力の本領発揮という感じのとてもいい作品だった。
読了日:07月06日 著者:山本 一力「いろはかるた」の世界 (新典社選書33)
いろはかるたは百人一首と違って主に子供たちが楽しむものだからバリエーションも多いはずで、それを整理しようというのはなかなか大変な苦労だと思う。おおまかに京かるた、江戸かるた、上方かるたと分けることができるようだけど、一枚一枚に載っている言葉(譬え)はやっぱり江戸かるたのものがなじみ深い感じ。最近はご当地かるたもあるし、ますます分類整理するのは困難になるんだろう。でもこういうのが学問につながって行くというのも文化の深さを示すようで興味深いのだな。
読了日:07月05日 著者:吉海 直人ドラッカー流 最強の勉強法(祥伝社新書207)
テーマを決め、計画を立て、インプットし、アウトプットする。これが勉強。同感!!
読了日:07月05日 著者:中野 明乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
「エマ」に通じるところのある主人公。この作家はこういうキャラが好きなんだなあ。という僕もとても魅力的な主人公だと思っちゃうのだけどね。
読了日:07月04日 著者:森 薫乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
これまたディープな世界をネタにしたなあ。キャラクターがまた魅力的すぎる。先が楽しみ。
読了日:07月04日 著者:森 薫ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)
これ、相変わらず好きで新刊が出たら買っちゃうんだけど、あわせて読もうと思って積読の百人一首の本、全然読み進まなないな(^^;
読了日:07月04日 著者:末次 由紀銭売り賽蔵
山本一力作品にはいつも唸らずにはいられない。「銭売り」とはなんだろうと思ったら、通貨を通用させる仕事なのだ。今で言えば銀行がやっている仕事の一部になるのだろう。金、銀、銅銭の3種類の通貨が通用していた江戸では両替が重要な商売。その一番小さい単位の銭の両替を生業とするのが「銭売り」なのだな。山本作品らしく、その銭売りが良い出会いとまっすぐな心根で成功していく物語。面白く、読み応えがあるのだ。
読了日:07月04日 著者:山本 一力
最後に追い込んだ感じだったな。
少なくとも去年散歩をはじめてからは一番長い距離を歩いたような気がする17km強。
5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3146ページ
港町食堂 (新潮文庫)
旅先でね、ふらりとスナックに入ってね、大してうまくもない水割りを飲んだりするの、なかなか悪くないような気がしますね。そういう旅に出てみたい。
読了日:05月25日 著者:奥田 英朗扶桑社新書 中国が隠し続けるチベットの真実 (扶桑社新書 30)
隣人と平和に共存するのはいかに難しいことか。未だに続く隠蔽された戦争に慄然とする。チベットに関する情報は少ないだけに、複数の立場からの文献を読む必要を感じる。
読了日:05月22日 著者:ペマ・ギャルポ偏愛京都 (小学館文庫)
イラストがきれいで楽しい。有名どころじゃない街中のちょっとした風景の描写を読んでいると無性に京都へ行きたくなるのだ。
読了日:05月22日 著者:マツモト ヨーコ中華人民共和国史 (岩波新書)
中華人民共和国は当初から社会主義をめざした訳ではなく、どちらかと言えば後付けの理屈として共産主義、社会主義思想を取り入れたのだな。結局党の上の方の小さな領域でクルクル回る権力闘争が政治の基本。成長期が過ぎたらまた権力の正当性を巡って闘争が起きるのだろう。イデオロギーで恰好をつけても、中国の長い歴史の中では同じコトの繰り返しだ。ま、そこが中国の強かさなんだろうけど。
読了日:05月22日 著者:天児 慧秘密のミャンマー
再読。インドシナあたりは一度行ってみたいような気がする。生活習慣とか価値観が異なる世界は興味深い。椎名誠の旅本はやっぱり面白いな。
読了日:05月20日 著者:椎名 誠,山本 皓一iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?
僕は新しもの好きだからtwitterはサービス開始してすぐにアカウントをとったんだけど、盛り上がり始めるまでぜんぜんピンとこなかったものだった。twitterからマイクロ化というキーワードが導けるというのが興味深い。働き方を考えなおさないといけない気がしてきたよ。
読了日:05月18日 著者:林 信行牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二) (講談社文庫)
再読。調子が良すぎていろいろあら探しはしたくなるんだけど、山本一力の作品は登場人物に安心できるところがいいな。司牡丹、飲んでみたい!
読了日:05月17日 著者:山本 一力かもめ食堂
もう何度目か忘れた再読。あまりに好きなので映画のDVDも何度もみているのだ。何度読んでもほっとする。シナモンロールが食べたくなっちゃったなあ。
読了日:05月12日 著者:群 ようこ四畳半神話大系
アニメが予想以上に面白かったので再読。読み直してみると章が進むにつれて完成度が高くなっているなあと感じる。唾棄すべき親友の小津は愛すべき阿呆だ。こういうヤツが近くにいたらなあと羨ましく思ったぞ。
読了日:05月10日 著者:森見 登美彦雅楽戦隊ホワイトストーンズ (幻冬舎文庫)
過去に白石区民だったことのある僕にとっては見逃せない作品なのだが、ちょっと方向が違っちゃったかなあ。。。出てくる地名はどこも知っているしすぐに景色を思い浮かべることができるからすごく身近には感じる。ミスターの本質はすごく真面目なんだなあと改めて思ったよ。
読了日:05月07日 著者:鈴井 貴之クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21)
現時点でクラウドとユーザとの間にある技術を網羅的に並べてみた上で、クラウドが持つ日本へのインパクトを危機意識を持って描いた本。漠然としか意識していない変化の行方を見せられるようで興味深かった。
読了日:05月06日 著者:角川 歴彦和菓子のアン
ほっとするミステリーっていいね。これすぐにマンガになりそうだ。なんとなく画が頭に浮かんでくるよ。デパ地下は前から好きでよく行くけど、これを読んだらもっと行きたくなっちゃったなあ。
読了日:05月05日 著者:坂木 司
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