7月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:6804ページ
あんじゅう―三島屋変調百物語事続
やっぱり宮部の江戸モノは絶品だ。心の底がほっこりと暖かくなる話が4つ。これでやめずに是非99話まで語ってほしいと思ってしまうよ。
読了日:07月31日 著者:宮部 みゆきユーロが世界経済を消滅させる日~ヨーロッパ発!第2次グローバル恐慌から資産を守る方法
ユーロの抱える問題をコンパクトにまとめた感じの本。ドルとユーロが一緒に不安定化するのはちょっと怖いな。円高メリットを懐疑的に見るニッポン人の姿勢はこれらの通貨の混乱から身を守る正しい姿なのかもしれない。
読了日:07月31日 著者:浜 矩子社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)
最近会社の中での妙な閉塞感が気になるようになってきた。利益を上げる事を第一の目的とする組織が当たり前ということにそろそろ疑問を持たなければいけないような気がしてこの本を読んでみた。10年ほど前の本で、社会の状況が変化したから多少内容に古さと、書いた時期の熱のようなモノは今では変質しているかもしれない。しかし社会起業家というのはこれからもどんどん増えてくるに違いないという感想を持った。だから次の読書テーマは社会起業にしてみることにしよう。
読了日:07月30日 著者:町田 洋次行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)
行動経済学のお勉強の第六弾。これだけ読むと代表的な実験例が何度も出てきて雰囲気はよくわかったけど、他に書く事がないのかなあとも思った。ま、それはそれで僕の頭にこの学問の断片が入ったという事なのだろう。この本では色んなヒューリスティックとの対比が面白かったな。
読了日:07月30日 著者:友野 典男20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
まさに「20歳のときに知っておきたかったこと」。僕にとってぎくりとする言葉もたくさんあったけど、自分がやらなければならないことも良くわかった。だから明日やるいつもと違うことを手帳にメモした。前に向かって一歩。その背中を押してくれる良い本だと思う。
読了日:07月26日 著者:ティナ・シーリグ行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書)
行動経済学のお勉強第五弾。これまで読んは本よりも学術的。というか、どちらかというと確率論的な議論の進め方の本。正統派な感じはするものの数式が出てくるとその理解に少し時間をかけなければならない。でもきちんと学ぶならこういう本からかなという気がする。
読了日:07月26日 著者:依田 高典家康くんの経済学入門―おカネと貯蓄の神秘をさぐる (ちくま新書)
行動経済学のお勉強からちょっと寄り道をして経済学入門編を読んでみる。この本はマネーを中心とした経済理論をわかりやすく説明したものだ。現在の経済の状況、政治の問題などに展開して考えるネタをもらった。学習を広げる糸口になった。読みやすくてよい本だと思う。
読了日:07月25日 著者:内田 勝晴経済学の天才に学ぶ! 経済心理のワナ50 (別冊宝島1628 スタディー)
行動経済学のお勉強の第四弾。理論を実際に起きている事象と対比してわかりやすく説明されていて面白かった。
読了日:07月24日 著者:門倉 貴史経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
行動経済学のお勉強第三弾。たぶんこの前に読んだ「行動経済学からみる脳のトラップ」よりこっちを先に読むべきだったんだろうけど、内容はほとんど同じで、しかも脳科学的記述はこっちのほうが多いように感じる。内容が似通っていることがわかったので速読でざっと読んでしまったのだが、どっちにしてもこの人の本はあまり読みやすくないな。なんでだろう?
読了日:07月24日 著者:マッテオ モッテルリーニ世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)
行動経済学のお勉強第二段。前回読んだ本はどちらかというと心理学的な記述が多く、こちらは論理学とか脳科学的な記述が多く多い。この本でもいろいろな実験について書かれているが、全体的にあまり読みやすくないというか、頭に入りにくい。読み物としての面白さも今ひとつ。同様の本をもう一冊準備してあるのだが、そっちを読むかどうかは少し考えなきゃなあ。。。
読了日:07月24日 著者:マッテオ・モッテルリーニ予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
行動経済学のお勉強の第一弾。人間の不合理な行動にはある程度の法則性がある。それを活かせば世の中に貢献できる学問になる。それが行動経済学ということか。すごいと思ったのは「実験」の量。文系学問にも「実験」があるということに初めて気づいたような気がする。学問に実験はつきものなのだなあ。
読了日:07月21日 著者:ダン アリエリー,Dan Arielyクジラの彼 (角川文庫)
この人のベタ甘恋愛モノ、悪いけど飽きてきちゃったなあ。何だか疲れてしまったので当分近づかないことにする。
読了日:07月19日 著者:有川 浩ニューズウィーク日本版ペーパーバックス 経済超入門
僕は基本的に技術畑で過ごしてきたので経済の問題は横目でみる程度だった。だけどこの本を読んでみたら俄然経済学に興味が湧いてきた。最近流行の行動経済学でも学んでみようかな。まあ、そのためにはもっと基礎の勉強が必要だけど。
読了日:07月18日 著者:ニューズウィーク日本版編集部イスラムからの発想 (講談社現代新書 629)
ずいぶん前に一度読んだものを再読。イスラムを理解するのは難しい。ということがわかったってところか。
読了日:07月15日 著者:大島 直政小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
読んだ。感想はここに書くのはちと書ききれないような気がするから、ブログにでもきっちり書くことにする。ひとまず、「大好きだ!」
読了日:07月13日 著者:宮部 みゆき俊寛
青空文庫から。僕はこの作品を俊寛だけが島に残されるところまでしか知らなかった。だから逞しい俊寛は知らなかったのだな。最後まで読んで満足した。
読了日:07月09日 著者:マーケティング戦略 (有斐閣アルマ)
再読を速読で。明日見直してどれくらい頭に入っているか確かめてみる。
読了日:07月08日 著者:和田 充夫,三浦 俊彦,恩蔵 直人もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)
美しい絵本のようで、たまに本棚から引っ張り出して読んでみる。モルト片手に読めば最高だな。
読了日:07月07日 著者:村上 春樹梅咲きぬ
細腕モノというのはちょっと違うな。「だいこん」も女手で店を盛り立てる話だけど、こっちは老舗の女将。小さい頃から品格を身につけていく主人公が魅力的だ。深川の魅力もたっぷりで、山本一力の本領発揮という感じのとてもいい作品だった。
読了日:07月06日 著者:山本 一力「いろはかるた」の世界 (新典社選書33)
いろはかるたは百人一首と違って主に子供たちが楽しむものだからバリエーションも多いはずで、それを整理しようというのはなかなか大変な苦労だと思う。おおまかに京かるた、江戸かるた、上方かるたと分けることができるようだけど、一枚一枚に載っている言葉(譬え)はやっぱり江戸かるたのものがなじみ深い感じ。最近はご当地かるたもあるし、ますます分類整理するのは困難になるんだろう。でもこういうのが学問につながって行くというのも文化の深さを示すようで興味深いのだな。
読了日:07月05日 著者:吉海 直人ドラッカー流 最強の勉強法(祥伝社新書207)
テーマを決め、計画を立て、インプットし、アウトプットする。これが勉強。同感!!
読了日:07月05日 著者:中野 明乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
「エマ」に通じるところのある主人公。この作家はこういうキャラが好きなんだなあ。という僕もとても魅力的な主人公だと思っちゃうのだけどね。
読了日:07月04日 著者:森 薫乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
これまたディープな世界をネタにしたなあ。キャラクターがまた魅力的すぎる。先が楽しみ。
読了日:07月04日 著者:森 薫ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)
これ、相変わらず好きで新刊が出たら買っちゃうんだけど、あわせて読もうと思って積読の百人一首の本、全然読み進まなないな(^^;
読了日:07月04日 著者:末次 由紀銭売り賽蔵
山本一力作品にはいつも唸らずにはいられない。「銭売り」とはなんだろうと思ったら、通貨を通用させる仕事なのだ。今で言えば銀行がやっている仕事の一部になるのだろう。金、銀、銅銭の3種類の通貨が通用していた江戸では両替が重要な商売。その一番小さい単位の銭の両替を生業とするのが「銭売り」なのだな。山本作品らしく、その銭売りが良い出会いとまっすぐな心根で成功していく物語。面白く、読み応えがあるのだ。
読了日:07月04日 著者:山本 一力
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