2/28に行ってきた大倉山の写真をまとめておくことにする。
全景はこんな感じ。オリンピックの前は右側にちょっと小さいジャンプ台が並んでいたらしい。
ランディングバーンの左にリフトがあって、これに乗っててっぺんまで登ることができる。
リフトで上っていく途ランディングバーン横。最長不倒は145M。昔は120Mくらい飛んだらすげーって感じだったけど、V字飛行になってから飛距離がすごく伸びたのだ。
大倉山はラージヒル。昔は90メートル級といわれていた。K点は120メートル。ホントはK点越えるとかなり危険という意味だったんだけどな。
飛び出すのはここから。
横から見るとかなりの急斜面。ここをまっすぐ滑り降りるだけでもちょっと怖い感じ。
オリンピック当時からは結構改造されていて、たぶん当時よりもこの助走部分の横幅がせまくなっているのではないかと思う。スタートの仕方も変わった。地点今は左右に渡した細長いベンチのようなものに座ってまっすぐ降りていくけど、オリンピックのときは横から出てすぐに真下にスキーを向けなおす必要があった。今のスタートのほうが合理的なんだけど、昔のスタートもかっこよかったのだ。
ジャンプ台のてっぺんは展望台になっていて、札幌を一望できる。
下から見ると怖い感じのジャンプ台も、上から見るとなんとなく飛べそうな気分になってくるのは僕だけだろうか?
で、登りと同じで降りもリフトに乗って降りるんだけど、これがまた怖い。登りのときは目の前に山の斜面があるけど、降りは眺望が良すぎる(^^;
風がときどき吹いてきてちょっと寒かったけど、札幌の街を見下ろしながら降りていくのもなかなかいいものだ。
ここは札幌に遊びに来た人をぜひ案内しなければと思ったりしながら下までおりて、次はウインタースポーツミュージアムへ。
残念ながらジャンプシミュレータは故障中で体験できなかったが、ボブスレーとかクロスカントリースキーとかアイスホッケーのキーパーシミュレータなんかがあってなかなか面白い。
フィギュアスケートのスピンの体験ができるシミュレータも面白かった。体を中心にもっていくと回転スピードが上がって、手や足を伸ばしたりするとスピードが落ちるのだな。
もちろん札幌オリンピックの記念展示もたくさんある。僕はまだ小さかったから、あまり当時の様子は覚えていないのだけど、生まれ育った富良野にも聖火リレーが来たこととか、市役所の前に聖火台が作られていて火が燃えていたことなどを断片的に記憶している。
なぜか「虹と雪のバラード」が聞こえてくると胸がいっぱいになって涙が出てくる。
たぶん当時はいたるところでこの曲が流れていたのだろうな。
昔と比べて、ウインタースポーツ人口はずいぶん減ってしまった。僕が小学生の頃はジャンプをはじめとして、ゲレンデの競技もずいぶんテレビで見たものだけど、今はせいぜいモーグルくらいか。ちょっとさびしい感じがするな。
地元にいるとなかなか行くことがない観光地に足を伸ばしてみるのもなかなか楽しい。改めてサッポロは良い街だなあと惚れ直してしまったよ。
それにしても、ジャネット・リンはかわいいなあ(^^)。
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