ちょうど一年前、「鹿男あをによし」を読んでいた。面白かったので次は鴨川ホルモーを読もうと思いながら、あっという間に1年経ってしまっていた。
「鹿男あをによし」もそうだけど、この妄想的世界感がとても楽しい。特定の人にしか見えないモノの世界を描きつつ、そっちは一種の小道具であって、描かれているのは「青春」なのだな。
妄想といえば、この作品に出てくる女性がこれまた男性妄想的に素敵だな。論理明晰で宇宙について語ることができてメガネをとるとかわいいなんて、ねえ。(並べてみるとちょっと恥ずかしいね。コレ。)
続編も読んでみたいが、今書店で平積みの「プリンセス・トヨトミ」も気になっている。
せっかく積読が一冊減ったのに、近々また増えてしまうにちがいない。。。
鴨川ホルモー (角川文庫)
万城目 学
by G-Tools
最近のコメント