たまにこう、ピピッとくるモノってあるよね。
とある町のダイエーの、とても品揃えがいいとは言えない本屋をブラブラしていたんだな。僕は本屋を見かけたらとりあえず入る人なので。
で、コミックのコーナーでピピッときた。コミックはちょっと読んでみるってことができないから、知らない作品ははずれも覚悟しなければならないが、なぜかこのコミックは見かけたとたんに「買い」と思ってしまった。
この表紙、僕が買うのはちょっと恥ずかしかったので、長女にレジに持っていってもらうことにした。ぶうぶう言いながら買ってきたが、読み始めたら面白かったらしい。カミさんもハマった。
満を持して僕も読み始めて、あたりだったので大変満足した。
わりと親しんでいる百人一首だけど、競技かるたはテレビで名人とかクイーンのニュースをちょっと見たことがあるだけという人も多いだろう。それほどメジャーな世界じゃない。この作品はそこに打ち込んで強くなっていく話だ。百人一首が出てくるわけだから、競技だけじゃなくて歌の背景とか解釈も出てくる。それがまた良い感じ。
「ヒカルの碁」をちょっと思い出した。
第一話の試し読みがここでできるよ。
主人公はかなり美形として描かれているんだけど、性格は多少粗暴だったりする。クイーンなんか着る服のセンスが悪い変な女。「のだめカンタービレ」でもそうだけど、こういう感じのキャラクターが多いよなあ。。。ま、面白くていいけど。
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というわけで、百人一首の世界に興味を持ったので、こっちの本も買ってしまった。こうやって読むものが広がって行くのはなんだかうれしいのだ。
人に話したくなる百人一首
あんの 秀子
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