文体も書いていることもちょいとおちゃらけた感じではあるんだけど、実際に中国の各地の三国志遺跡を歩きまわったというところは偉いと思う。遺跡と言っても観光施設みたいなものだったり、とんでもなく俗世にまみれてしまっているモノだったり。そういう現実が余計に面白い。
内容は三国志をある程度知っていないとよくわからないことが多いだろう。と言ってもゲームをやったことがあったり、漫画を読んだことがあれば十分楽しめると思う。吉川の三国志なんか読んでればもっと楽しめるはずだ。
僕はこれを読んだらレッドクリフを通しで見たくなってしまった(^^)。
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