確か小学一年の時に市立図書館に通い始めたとき、開架の入り口正面の書架にこの本があったような気がする。車輪の下ってへんなタイトルだなあと思ったので覚えている。
へんなタイトルだなと思って覚えてはいたが、読んでみたことはなかった。
「車輪の下」という感覚。なんとなくわかるなあと思った。周囲の期待に応えるように暗黙のうちに要求され、応えようとし、それは自分の本当の欲求とは違うことに悩み、押しつぶされそうになり、押しつぶされ、放棄し、立ち直ろうとし。。。
誰でもそんな感覚を若い頃に経験しているのではないだろうか。
もっと若い頃に読んだらどんなことを考えただろう。十代だったら主人公の苦しみをどう解釈しただろう?と考えた。
やっぱり名作と言われる作品も若いうちから読んでおくのがいいのだと改めて思った。
実は僕ははヘッセってずっと昔の人だと思っていた。1962年に亡くなったわりと最近の人だったのだな。
へんなタイトルだなと思って覚えてはいたが、読んでみたことはなかった。
「車輪の下」という感覚。なんとなくわかるなあと思った。周囲の期待に応えるように暗黙のうちに要求され、応えようとし、それは自分の本当の欲求とは違うことに悩み、押しつぶされそうになり、押しつぶされ、放棄し、立ち直ろうとし。。。
誰でもそんな感覚を若い頃に経験しているのではないだろうか。
もっと若い頃に読んだらどんなことを考えただろう。十代だったら主人公の苦しみをどう解釈しただろう?と考えた。
やっぱり名作と言われる作品も若いうちから読んでおくのがいいのだと改めて思った。
実は僕ははヘッセってずっと昔の人だと思っていた。1962年に亡くなったわりと最近の人だったのだな。
[this is good]
「車輪の下」は高校生の頃、読みました。
なにかこう、ほんとに車輪の下敷きになってるような胸苦しさを覚えました。
「ああー、負けちゃったんだな、この人。」という漠然とした感想しか今は持っていませんが。
ヘッセは「デミアン」が好きでした。
デミアンという少年を慕う同級生の男の子話だったと思います。(こちらも記憶が漠然)
このデミアンがけっこうインパクト強くて。なんかいい雰囲気の本だったのを覚えてます。
ヘッセって、1962年没なのですか!
うひゃー。1900年くらいの方かと思ってました。意外!!
投稿情報: えび | 2007/11/11 19:22
「車輪の下」は自伝的な小説ですよね。主人公は死んでしまうけど、ヘッセは結構長生きした。車輪の下敷きになっても、けっこうしたたかに生きるのが人間なんだなあとも思いました。
ホントにわりと最近の人だったので僕もびっくりしました。
投稿情報: んちば | 2007/11/12 22:41