Nyao's Note.
にゃおとんちばはおなじ人なのです
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2008/01/04
読了:太陽の塔
太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦
森見作品5冊目。この作品からメジャーになったと言っていいのかな?
この主人公の感覚、誰でも多少は持っている感覚ではないだろうか。尊大な表現の裏に、現実の姿が透けていて、馬鹿馬鹿しい日常がやけにリアルだ。リアルなのにファンタジー。殺伐とした文体なのに、最終的にはなぜかほんわかとした気分になる。これがクセになるのだ。
叡山電車に乗り、大文字山に登り、百万遍の交差点を渡り、四条河原町でえじゃないかと騒ぐ。自分の足で京都の右から上の方を歩いてみたくなる作品だと思う。
2008/01/04 20:15:13
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読了:有頂天家族
有頂天家族 森見 登美彦 森見作品の四冊目。 この小説を読むと、街の中を歩いている人の三分の一くらい...
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エビがついている新春セット。ナンがうまい。 DSC00854.JPG
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んちば、またはにゃお。 北海道生まれ北海道育ちの生粋の道産子。
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へのコメント
[いいですね] おぉ!読んでみよう。
投稿情報: yasuyuki | 2008/01/04 22:53
どういうわけか、さっぱりモテない若かりし頃に戻りたい気持ちになるんですよ。この本読むと(笑)。この後の作品の片鱗もみえてなかなかよいです。
投稿情報: んちば | 2008/01/04 23:26
[いいですね]
森見さんの作品て、逆行して読んでも面白いですよね。
このお話は恋のライバル2人の関係が味わい深かったです。
(「四畳半~」の小津くんのイメージを彷彿させます。)
でも××××キューブがあんまり強烈すぎて
この作品というとそれしか思い出せません。
あとで京都出身の子にあれってほんとにいるの?見た事ある?と
聞いてみましたが「知らん」と言われました。
そんなとこもファンタジー。
投稿情報: えび | 2008/01/06 20:58
この本、読んだ作品の中ではなんだか一番好きなんです。あまり技巧が過ぎていなくて素直な感じがして。一段と森見作品が好きになりました。
友達がいいですよね。思い浮かべるとあまりにも身近に居そうで、それがまたたまらない魅力を感じるところです。
投稿情報: んちば | 2008/01/08 20:33