この人の本は、赤、黄、水色、青の順に読んだ。今話題になっているのが黄ですね。
水色、青はちょっとホラー系の要素が強くなっていて、好みが分かれるような気がするのだが、スーパードクター(とさえないが頭の切れる心療内科医とへんな役人)が医大の組織、医療行政の問題と戦うというストーリーがメインの赤、黄はわりと読みやすいし、胸のすくような結末はなかなかよいのだな。
で、この本、スーパードクターのかわりに主人公であるスーパー中学生(もどき)と脇役のスーパー中学生(ホンモノ)が、これまた医大の組織というかろくでもない教授が支配する教室で、主人公の父であるゲーム理論専門家のアドバイスを受けながらそのろくでもない教授と戦うという、基本的には主人公が変わっただけで舞台も構図も他の本とよく似たストーリーになっている。中学生くらいを対象にしていて、読みやすく書かれているが、もちろん大人が読んだって他の本と同様に面白いのだ。
舞台が似ていると書いたが、設定の桜宮市と東城大医学部は同じ。赤、水色、青に出てくる病院も出てくる。違うのは数年後の未来になっていることで、赤、黄、水色に出てきたキャラクターもちょっとだけ顔を出す。だから読んでみるとなんとなく懐かしいような気分になったりして、そこがまた楽しい。
横書きの小説ってのは最近の若い人がなじんでいるフォーマットで、僕はやっぱり縦書きがいいなと思ったのだが、読み始めてみたら別に気にならなくなってしまった。ま、ストーリーを追うのにフォーマットはあまり関係がないものなのだね。
病院に定期検診に行って、長い待ち時間の間に半分くらい読んで、家に帰ってきてから残りを読んだ。だいたい3~4時間ってところかなあ。。。
ちとバトル部分が理屈っぽいのが難点と言えば難点なんだけど、まあ、それも海堂作品の魅力で、中学生くらいの子供たちが少し大人の作品を読み始めるエントリー作品としてとてもよいのではないかと思う。
水色、青はちょっとホラー系の要素が強くなっていて、好みが分かれるような気がするのだが、スーパードクター(とさえないが頭の切れる心療内科医とへんな役人)が医大の組織、医療行政の問題と戦うというストーリーがメインの赤、黄はわりと読みやすいし、胸のすくような結末はなかなかよいのだな。
で、この本、スーパードクターのかわりに主人公であるスーパー中学生(もどき)と脇役のスーパー中学生(ホンモノ)が、これまた医大の組織というかろくでもない教授が支配する教室で、主人公の父であるゲーム理論専門家のアドバイスを受けながらそのろくでもない教授と戦うという、基本的には主人公が変わっただけで舞台も構図も他の本とよく似たストーリーになっている。中学生くらいを対象にしていて、読みやすく書かれているが、もちろん大人が読んだって他の本と同様に面白いのだ。
舞台が似ていると書いたが、設定の桜宮市と東城大医学部は同じ。赤、水色、青に出てくる病院も出てくる。違うのは数年後の未来になっていることで、赤、黄、水色に出てきたキャラクターもちょっとだけ顔を出す。だから読んでみるとなんとなく懐かしいような気分になったりして、そこがまた楽しい。
横書きの小説ってのは最近の若い人がなじんでいるフォーマットで、僕はやっぱり縦書きがいいなと思ったのだが、読み始めてみたら別に気にならなくなってしまった。ま、ストーリーを追うのにフォーマットはあまり関係がないものなのだね。
病院に定期検診に行って、長い待ち時間の間に半分くらい読んで、家に帰ってきてから残りを読んだ。だいたい3~4時間ってところかなあ。。。
ちとバトル部分が理屈っぽいのが難点と言えば難点なんだけど、まあ、それも海堂作品の魅力で、中学生くらいの子供たちが少し大人の作品を読み始めるエントリー作品としてとてもよいのではないかと思う。
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