読了：デルフィニア戦記 第一部 放浪の戦士

放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

茅田 砂胡

面白かった。

主人公のリィは美しい少女の見た目とはまったく違う無敵の戦士。リィは陰謀によって国を追われた元国王と出会い、その少し間の抜けたようなまっすぐな人柄が気に入ってデルフィニア王国奪還の戦いに望む。

始まりから終わりまで息をつかせぬ戦いが続くのだが、あくまで自分の信念で気に入った友としての元国王のためにデルフィニア王国奪還を戦いぬくリィの周りに、同じ熱い気持ちを持った人々が集まってくる。

自分が正しいと信ずることを真摯に伝えるリィに励まされながら元国王が王座を奪還するまでが第一部だ。

ワクワクし、時には胸を熱くしてウルウルしながらあっという間に４巻を読み終わってしまった。
このシリーズ、１８巻も出ているらしい。心強いことである。

さて、次も買ってこなければ。。。