最近、コンプライアンスやらセキュリティやらで職場の規則が厳しくなってきて、いろんな意味で窮屈になってきたなあと思う。
「これをちょっと実験してみよう」と思っても、そのための準備とか手続きを考えるとめんどうになってしまうことも多い。というか、そういう煩雑な事をやっているうちに最初のアイデアが色褪せてしまうのだ。
実験というか試行錯誤というのは大事なもので、頭で考えただけのものがどれだけ不完全なものかわかるし、やってみることで思いがけない新しいアイデアが生まれたりもする。だからそういうことを制約する環境は辛いのだ。
なによりまずいなと思うのは、コンプライアンスとかセキュリティとか(ときにはエコロジーとか)という言葉が出てくると思考停止するという現象が見られることだ。自分のアタマで考えるということを放棄してしまうのだ。
たぶんこういうことは今のニッポンのあらゆるところで起きていると思う。まあ、これがニッポン人らしい姿なのかもしれないが。
このままでは先細りするような気がしてなんだか暗い気分になってしまうのだなあ。。。
ちと仕事が忙しくなったら愚痴っぽくなってしまった(^^;
アイディアそのものに、既成概念を被せてしまうとしぼんでしまうことが多いでしょうね。
投稿情報: 地六 | 2008/08/03 15:22
うーん。確かにそのようなことはありますね。
ただ、現実に近い部分でなにかやろうとすると常にそういう微妙な状況に置かれてしまうので、それ自体は慣れているんです。
むしろ、ほんのちょっと手を加えたら面白いことになりそうだっていうようなことがやりにくくなっていることが問題だと思うんですね。良いアイデアはそういう小さなことの積み重ねで生まれてくることがあるので、その入り口がふさがれると可能性も小さくなってしまうような気がして。
まあ、手段はそれだけじゃないから大丈夫といえば大丈夫なんですが、規則で極端に縛られると発想が萎縮してしまう感じが怖いなあと思います。
投稿情報: んちば | 2008/08/08 10:30