日曜の夜に読み始めた4冊目。この勢い、スピードは自分のなかでもなかなかだと思う(^^;
月曜のお昼休みと、遅く帰ってからの数時間で完読。とても満足して眠ることが出来た。
図書館xxはこれで一応完結だ。主人公が初めてひとりで戦う。こいつも成長したなあと思ってしまう。
4巻目の冒頭にはちょっと都合が良すぎる展開がある。当初の予定を変えて少々慌ててストーリーを組み立てたように見える。たぶんここをもう少しそれらしくすると、もう一冊くらいになったかもしれないなんて思ったりする。
物語の中心にいる「図書特殊部隊」(+柴崎)にとても愛着を持ってしまった。まるでひとりひとりの顔が思い浮かぶような感じ。それだけ生き生き
しているのだ。恋愛小説として納まるところに納まったエンディングもまたいい。いろんな意味で硬軟のバランスがとれている不思議な小説だと思う。
もう少しこの世界観に浸っていたいような気がするので、 ベタ甘といわれるスピンアウト版2冊を読んでその甘さに悶絶してみることに決めた。本屋に行く暇を作らなきゃなあ。。。
図書館革命
有川 浩
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