「適当にやる」「いい加減にする」ってよく考えるといいことだと思うんだけど、悪い意味にばかり使うのは何でだろう。
これが悪い言葉になる背景には、物事は一生懸命にやるのがあたりまえとかがんばるのがあたりまえということがあるんだろうな。
今や「命を懸けてやる」だって悪い意味になりかかっているんじゃないかな。ま、どこかの業界用語だけどさ。
まあ、「適当」とか「いい加減」というのは個人差が大きいから良くないということはある。だけどそれは大量生産の工場の品質管理みたいな範疇での問題で、ひとりひとりの人を見たら「適当に」、「いい加減に」やるのが最終的に良い結果を生むことが多いと思う。もちろん悪い意味の「適当」「いい加減」ではないよ。(ややこし)。
「適当」「いい加減」を額面どおりにやっていれば、メンタルな問題はだいぶ軽くなる。まあ、それができれば苦労しないという人も多いだろうけど、要するにそういうことだ。自分にとって「適当」「いい加減」をちゃんと見きわめるのが大切なのだな。
[いいですね]
んちばさん。はじめまして。近所に追加してくださってありがとうございました。昔2年間だけ札幌に住んでいたことがあるので、ちょっぴり親近感わきましたョ(^^)
自分にとっての「適当」って、けっこう見極めが難しいですよね。そのときの体調なんかにも左右されるし。気持ちだけ前に行っているのに身体がついてこない・・・なんてことが私にはよくあります。
投稿情報: りん | 2009/10/12 11:17
以前どこかで「適当」の意味を読んだ事があります。
「いい加減」というのも、本当の意味は「良い加減」「その物事にあった、ちょうど良い加減」のことを「適当」と言う。とかなんとか書いてました。
なるほど。。。。と感心したのを覚えてます。
投稿情報: Nana | 2009/10/12 11:23
りんさん。はじめまして。
札幌にもご縁がありましたか。それはそれは僕も大変親近感がわいてきちゃいます(^^)。
「適当」は難しいですよね。難しいから悪い意味のほうに使われることが多くなっちゃったのかもしれませんね。若いうちはよくわからないし。
たぶん「やりすぎない」ってことなんだろうなあ。これ、実はとても忍耐力が必要なんですよね。がんばるほうが楽なのかも。
投稿情報: んちば | 2009/10/12 11:36
辞書ひくといいほうと悪いほうの両方の意味が載っていますね。
改めて元の意味を考えるとなるほどって思いますよね。
「テキトーに切り上げようぜ」なんて言うとホントにテキトーな感じですが、案外その辺が切り上げどころだったりもして、それはそれで適当なのかもしれません。(ややこし)。
投稿情報: んちば | 2009/10/12 11:39
んちばさん,初めまして.ご近所登録,有り難うございます.私は「適当」と「いい加減」は正反対の意味として使っています.(ちなみに,私の業界の用語としては,「適当」に悪い意味は全くありません)
でも,誤解を呼びがちなので,日常生活では,良い意味では「適切」,悪い意味では「おざなり」を使うようにしています.
きっと,書くならば「適当」「いい,加減」は良くて「テキトー」「いい加減」は良く無いイメージでしょうか(笑)
元々の意味は,「過ぎたるはおよばざるがごとし」の意味,つまりどこか中間に一番良い点がある時,そこを狙うということだと理解しています.力を抜き,視野を広くとると,その最適点が見えてくる,ということであり,考えない方向に力を抜くのは誤用であり,本来の「適当」では無いのでしょうね.
投稿情報: まさとい | 2009/10/12 12:19
普通は言い換えて使っていますよね。
実務上はそうしないと都合が悪いので。
「過ぎたるはおよばざるがごとし」ですよね。
どうも世の中過ぎることが増えているようで。。。
たとえばセキュリティーとかコンプライアンスとか、大切なことはわかっているんだけど、どうも過剰反応するというか、極端に走るというか、そういうことが多いような気がするんです。なにかやる前から疲れてしまうような。
外的基準で行動するのが当たり前になっていると「適当」は案外難しい。ともすれば「テキトー」になってしまう、ということがあるような気がします。よくあるのは、みんなで守るべきルールを決めてあとは「テキトー」にやるってやつかな。いつのまにかルールが形骸化して弊害のほうが多くなるケースですね。
これはまさに「考えない方向に力を抜く」ですね。
「適当」も「いい加減」も考えることをやめると良くない意味になるのですね。面白いなあ(^^)。
投稿情報: んちば | 2009/10/12 12:58