この間「太ったんでないのッ!?」を読んで面白かったので、「恐怖の米とぎ女」のエピソードが載っているというこの本を読もうと思った。
家人にそういうとその本なら家の中にあるというので、あちこち探して見つけ出した。家の中はいたるところに本が氾濫していて、家族全員みんな勝手にどんどん好みの本を持っていって読んでは適当に置いてしまうので、こういうときは探すのにちょっと苦労するのだ。ま、人のことを言えた義理ではないのだが。
最後の五木寛之さんを交えた対談で、五木さんはこの本には三つのテーマがあると言っている。ひとつは異性・結婚、ふたつめは食べ物、三つ目は家族。確かにその三つが大きなテーマになっていることがわかる。
二人とも食べ物にうるさい父親のいる家族で育ち、なんだかんだ言っても家族をとても愛している。そして、異性の見方に父親の影響が大きいように見える。
ひょっとすると父親の影響が強いと女性はなかなか結婚に踏み切れないものなのかなあなんて考えた。母親はさっさと結婚しなさいっていう感じが歩けど、父親はできれば手放したくないと思うところがあるから、父親寄りだと婚期を逃す可能性が大きくなるのかもしれない。
男性の場合に母親の影響が大きいのと同じような感じかな。
さて、この本を最後まで読んで、ふと裏表紙の裏のカバーを折り返した部分をみたら、「ああ言えばこう行く」というのもあるではないか。また買いたい本リストに追加だな。
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