考えるというのは疲れることだと思う。
しばらく通っていた心療内科の先生が言っていた。「脳はかなりカロリーを消費する」。
僕は考えるのが好きだが、得意ではない。記憶力に自信がない。さっき話していたことをすぐ忘れる。
これが厳密な議論の時の障害になる。論理が破綻する。
だから、議論は文章にしてやりたいと思うのだが、これがまた辛い。
文章にすると厳密さに磨きをかける必要がある。前に書いたことをごまかせないわけだから。
だから何度も読み直す。読み直す度に粗さが見えて書き直す。どんどん読み直して書き直す。
たかだか20行の文章に3時間かかる。どっと疲れる。そのへんで良いことにしてしまう。
その度に自分の能力のなさに悲しくなる。
それでも書くのが好きなのは、考えるのが好きなのだ。
考えるのは疲れることだが、その疲れは結構好きなのだ。
悲しくなるのも実は嫌いではないのだ。それは考えるネタなのだ。
考えている間は幸せだ。結果を出すのは不幸の始まりだが、それは幸せの始まりでもあったりするから、結局僕は幸せだ。
[いいですね]
投稿情報: withoutsugar | 2008/06/15 23:45
ありがとう!
投稿情報: んちば | 2008/06/16 20:37
[いいですね]
こういう時、自分の感情を的確に表現できなくて、本当に情けなくなります。
本能的な表現しかできないけど、大目に見てください。
ほっとして、嬉しくなる記事でした(´∀`*)
投稿情報: Laka | 2008/06/27 19:45
ありがとうございます。
まあ、こんな拙い文章のかたまりでも、結構悩んで書いたりしている、と、なんとなく素直に呟いてみたくなったわけで。。。
考えていることをうまく表現するのってホントに難しいものですよねえ。。。
投稿情報: んちば | 2008/06/27 21:53