読んでいてハラハラした小説を紹介してください。
最近では「別冊図書館戦争1」。
これ、アイシングだらけで食べたら頭が痛くなってくるケーキみたいな甘甘の恋愛モノと言っていいと思う。
で、それがなんでハラハラすんのかってところが問題。
恋愛でハラハラってのはまあ恋愛モノではまああるよね。それがストーリーの幹だったりもする。
でもね、この本でのハラハラポイントはそれとはちょっと違うと思う。
なんというか、もうちょっと恋愛にはユメとキボーってもんがあるでしょう?と言いたくなってしまうところがあるのだな。そういうハラハラ感。
これ、ひょっとしたら女性読者にはピンとこない感覚かもしれないし、世代間ギャップもあると思う。
なんかこう、現実的っていうのかなあ。結婚してから感覚っていうのかなあ。うまく言えないなあ。
「あんた無駄にロマンチストなのねえ」って言われているような気がしてねえ。。。そういうことを小説からは言われたくないっつーか。
あ、そんなことはどこにも書いてないんだけどね。たぶん。
きっとこれ、柴崎のせいだな。でもキャラクターのなかで一番好きなのは柴崎だったりするから、男ってバカなのね。
別冊図書館戦争 1 (1)
有川 浩
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