僕は富良野で生まれたから、倉本聰の作品にはいつも関心がある。
去年放映された「風のガーデン」も、全週欠かさずに視た。DVD-BOXを買ってしまおうかとも考えていたりする。
書店でシナリオ本を探していたのだが、近くにあったこっちの本を買うことにした。「風のガーデン」のメイキング本だ。
家族や親戚が大きな病気で手術をしたりして、僕も「病気で死ぬということ」を考えるようになった。歳をとればいずれどこか調子が悪くなって、それが原因で死ぬことになるかもしれない。その時自分はどうしたいだろう?
今は大半の人が病院で死ぬ。それが当たり前のように考えているのは、自分が死ぬ側にいないからなのだと気づいた。
だから「風のガーデン」をみながらだいぶ泣いた。
でも、このドラマでは死んで行く人がとても幸せに描かれている。倉本聰はこうやって送ってくれと言っているのかもしれない。
両親の時はどうするだろう?自分の時、子供たちはどう考えるだろう?
いろんなことを考えた。
人が最期に還るところ―倉本聰が伝えたかった想い メイキング・オブ・フジテレビ系ドラマ「風のガーデン」
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